やっと読んだアガサ・クリスティの名作中の名作
「オリエンタル急行殺人事件」
なぜか今の今まで読まなかった
ミステリー読者の登竜門のはずの名作を
なぜ読んだのかは・・やはり「鎌倉殿の13人」の影響ですね
脚本家の三谷幸喜さんがインタビューでおっしゃっていた
ラストのシーンの絵が浮かんだ
アガサ・クリスティーのあの本のラストだ
と
しかし別にその本とは、オリエント急行の殺人ではないです
とある本なのですが、そちらは未読なので読了次第ブログにあげることにして
とりあえず、改めて読むならば今まで遠ざけていた「オリエント急行の殺人」を
まずは読んでおこう
と、思い立ったわけです。と前置きが長くなりましたが
感想は実に淡々と物語が進むようすが
なんだか読んでいて探偵ポアロの思考の中を優雅に泳いでいるような
そんな気持ちになった作品でした
犯人の驚きとかトリックへの関心などは湧きませんでしたが
とにかく品がよくて、人間味あふれた作品
愛にあふれた作品でしたね
殺意がないとでも言うのでしょうか
世界の秩序の流れでなるべくしてそうなったという結論で
とても素敵な作品でした。
ひとまず
アガサ・クリスティー作「オリエント急行の殺人」
読了
